モルガン・スタンレーの年収について、平均年収・役職別の年収テーブル・新卒初任給・ボーナス・福利厚生・三菱UFJとの関係などの最新情報を網羅的に解説します。
この記事でわかること
- モルガン・スタンレーの平均年収と日本人平均との比較
- 役職別(アナリスト〜マネージングディレクター)の年収テーブル
- フロントオフィスとバックオフィスの年収差
- ボーナスの仕組み(現金比率が最も高い外資IB)
- 三菱UFJモルガン・スタンレーとの違い
- 他の外資系投資銀行との年収比較
- 中途入社の年収目安と転職難易度
モルガン・スタンレーとはどんな会社?
モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は、1935年にアメリカ・ニューヨークで設立された世界有数の総合金融機関です。投資銀行業務・証券業務・資産運用・ウェルスマネジメントなど幅広い金融サービスをグローバルに展開しています。
日本では三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と戦略的提携を結んでおり、「モルガン・スタンレーMUFG証券」として共同で事業を運営しています。
公式HP https://www.morganstanley.co.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立 | 1935年(アメリカ) |
| 本社 | ニューヨーク |
| 日本法人 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 |
| 従業員数 | 約923名(日本) |
| 事業内容 | 投資銀行・証券・資産運用 |
| 提携 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG) |
「モルガン・スタンレー」と「三菱UFJモルガン・スタンレー」の違い
日本には「モルガン・スタンレーMUFG証券」と「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」の2社が存在します。
| モルガン・スタンレーMUFG証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | |
|---|---|---|
| 主な業務 | 外資系投資銀行業務(IBD等) | 国内証券リテール・法人営業 |
| 採用 | モルガン・スタンレー側で独自採用 | MUFG側で採用 |
| 年収水準 | 外資系水準(非常に高い) | 日系大手証券並み |
| 社風 | 外資系(成果主義) | 日系寄り |
年収が外資系水準となるのは「モルガン・スタンレーMUFG証券」側です。本記事ではこちらの年収について解説します。
モルガン・スタンレーの平均年収
有価証券報告書および各種口コミデータを総合すると、モルガン・スタンレーの平均年収は約2,700万〜3,400万円と推定されます。
| データソース | 平均年収(推定) |
|---|---|
| 有価証券報告書(2025年3月期) | 約3,417万円(人件費ベース) |
| 有価証券報告書(2022年3月期) | 約2,736万円(平均年齢40.7歳) |
| タレントスクエア推定 | 約2,700万円 |
人件費ベースの数値はボーナスや福利厚生費を含むため高めに出ますが、いずれにしても日本人平均年収(約545万円)の約5〜6倍という圧倒的な水準です。外資系投資銀行の中でも最高クラスの年収を誇ります。
モルガン・スタンレーの役職別年収テーブル
フロントオフィス(IBD・セールス&トレーディング・リサーチ)
| 役職 | 年次目安 | 年収レンジ | 備考 |
|---|---|---|---|
| アナリスト | 1〜3年目 | 約950万〜1,500万円 | 新卒入社はここから3年間 |
| アソシエイト | 4〜6年目 | 約1,500万〜2,500万円 | アナリスト3年後に昇進 |
| ヴァイスプレジデント(VP) | 7〜12年目 | 約2,500万〜5,000万円 | マネジメント層。ボーナス比率が大幅上昇 |
| エグゼクティブディレクター(ED) | 12〜15年目 | 約4,000万〜7,000万円 | VP→MDの中間ポジション |
| マネージングディレクター(MD) | 15年目〜 | 約5,000万円〜1億円超 | 経営層。収益連動の報酬 |
バックオフィス
| 役職 | 年収レンジ |
|---|---|
| アナリスト | 約650万〜800万円 |
| アソシエイト | 約800万〜1,200万円 |
| VP | 約1,200万〜2,000万円 |
| ED / MD | 約2,000万〜3,500万円 |
ポイント
- 20代で年収2,000万円が達成可能:アソシエイト昇進後、好業績年にはボーナス含めて2,000万円に到達
- MDは年収1億円も:トップパフォーマーのMDは収益貢献に応じて破格の報酬を受け取ります
- 有価証券報告書で平均年収が公開されている:非上場が多い外資系金融の中では珍しく、MUFGとの提携により開示義務があります
モルガン・スタンレーのボーナスの特徴
モルガン・スタンレーのボーナスには、他の外資系投資銀行にない大きな特徴があります。
現金ボーナス比率が業界最高
他の外資系投資銀行(ゴールドマン・サックス等)では、VP以上のボーナスの一部が自社株で支給されることが一般的です。しかしモルガン・スタンレーではボーナスの全額(またはほぼ全額)が現金で支給されるとされています。
これは実質的に非常に大きなメリットです。株式ボーナスには権利確定までの待機期間(通常3〜5年)があり、その間に株価が下落するリスクがありますが、現金であればそのリスクがありません。
ボーナスの決定要因
- 個人の成果:担当案件の収益貢献、クライアント評価
- チームの業績:所属部門・チームの全体収益
- 全社の業績:モルガン・スタンレーグローバルの業績
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他の外資系投資銀行との年収比較
| 企業名 | 30歳推定年収 | 転職難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ゴールドマン・サックス | 約2,000万〜2,600万円 | S | 業界最高峰。自社株ボーナスあり |
| モルガン・スタンレー | 約1,800万〜2,200万円 | S | 現金ボーナス比率が最高。MUFG提携で安定感 |
| JPモルガン | 約1,700万〜2,100万円 | S | ED役職あり。M&Aに強み |
| BofA証券 | 約1,600万〜2,000万円 | A | |
| UBS | 約1,500万〜1,800万円 | A |
30歳推定年収ではゴールドマン・サックスが最も高いですが、現金での手取りで比較するとモルガン・スタンレーが最も有利になるケースがあります。
関連記事
モルガン・スタンレーの福利厚生
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 社宅借り上げ制度 | 会社が家賃を負担。高税率の社員には大きな節税効果 |
| 確定拠出年金 | 会社が掛金を拠出 |
| 健康支援 | 定期健康診断・人間ドック・メンタルヘルスサポート |
| 社内フィットネス | オフィス内にジム・指圧サービスあり |
| 夕食代・タクシー代 | 残業時の食事代やタクシー代は経費支給 |
| 各種保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険 |
| 育児休暇 | 男女ともに取得可能 |
MUFGとの提携による安定感
モルガン・スタンレーの大きな特徴として、三菱UFJフィナンシャル・グループとの戦略的提携があります。これにより、他の外資系投資銀行と比較して雇用の安定性が高いとされています。
外資系金融では景気変動による大量解雇(レイオフ)が珍しくありませんが、MUFG提携先であるモルガン・スタンレーでは、そのリスクが相対的に低い点が安心材料です。
モルガン・スタンレーの新卒初任給
フロントオフィスに新卒入社した場合の初任給は年俸約950万円超です。ボーナス(約150万円)を合わせると初年度で年収1,100万円前後に達します。
バックオフィスの場合は年俸約650万円からのスタートです。
モルガン・スタンレーへの中途転職の年収目安
| 入社パターン | 想定ポジション | 年収目安(フロント) |
|---|---|---|
| 20代後半(金融経験あり) | アソシエイト | 約1,500万〜2,000万円 |
| 30歳前後(IB経験者) | VP | 約2,500万〜4,000万円 |
| コンサル出身 | アソシエイト〜VP | 約1,500万〜2,500万円 |
| テクノロジー職 | アソシエイト〜VP | 約1,000万〜2,000万円 |
転職難易度
モルガン・スタンレーの転職難易度は「最高クラス(S)」です。
重要な注意点として、モルガン・スタンレー側と三菱UFJ側で採用フローが完全に分かれています。外資系水準の年収・待遇を希望する場合は、必ずモルガン・スタンレーMUFG証券側の選考を受ける必要があります。
学歴はトップ校が中心で、ビジネスレベルの英語力は必須です。
【モルガン・スタンレー転職を目指す方へ】おすすめ転職エージェント
モルガン・スタンレーへの転職難易度はS(金融業界最難関クラス)です。IBD・マーケッツ・ウェルスマネジメント・インベストメントマネジメントなど各部門で求められる専門性は極めて高く、テクニカル質問への対応・財務モデリングスキルの証明・英語での面接対策など、独力での準備に限界があるのが実態です。外資系金融・投資銀行の転職に精通したエージェントを早期から活用することが、合否を大きく左右します。ハイクラスタレント編集部が実際に調査・比較したうえで、モルガン・スタンレー転職を目指す方に本当におすすめできるエージェントを厳選してご紹介します。登録・利用は完全無料です。
JAC Recruitment(JACリクルートメント)|外資系金融・ハイクラス転職に圧倒的な強みを持つ最大手エージェント
★★★★★(総合評価)
こんな方におすすめ:外資系金融機関・投資銀行への転職を目指している方 / 年収800万円以上のハイクラス・特命求人を探している方 / モルガン・スタンレー出身者が次のキャリアを模索している方

『JAC Recruitment(JACリクルートメント)』は、外資系企業・ハイクラス転職に特化した転職エージェントの最大手です。1988年創業の歴史ある会社で、長年にわたりハイクラス転職の支援実績を積み重ねてきました。オリコン顧客満足度調査のハイクラス転職エージェント部門で7年連続No.1に選ばれており、その信頼性と支援の質は業界トップクラスです。
モルガン・スタンレーはIBD・マーケッツに加え、ウェルスマネジメント(WM)部門およびインベストメントマネジメント(IM)部門を収益の柱として持つのが他の外資系投資銀行と大きく異なる点です。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)との資本業務提携により、国内金融機関との協業案件にも強みがあります。JACリクルートメントはこうしたモルガン・スタンレーの多岐にわたる部門への転職支援実績を持ち、一般には出回らない年収800万〜2,000万円以上のハイクラス・特命求人を多数保有しています。企業と求職者の双方を同じコンサルタントが担当する「両面型」の支援体制により、各部門の選考傾向・求められるスキルセット・年収交渉の相場感を熟知したうえでのサポートが受けられます。
モルガン・スタンレーへの転職支援だけでなく、モルガン・スタンレー出身者がその後に目指すPEファンド・ヘッジファンド・資産運用会社CIO・三菱UFJ系列のエグゼクティブポジション・スタートアップCFOへのポストキャリア転職支援にも豊富な実績があります。「まだ転職するか決めていない」という段階でも、長期的なキャリア相談に無料で対応してもらえるため、キャリアの岐路に立っているすべての方に活用いただける一社です。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 得意分野 | 外資系金融・投資銀行・ウェルスマネジメント・ハイクラス全般 |
| 強み | 外資系金融の特命求人・両面型サポート・7年連続オリコンNo.1 |
| こんな方に | 外資系金融への転職を目指す方・年収800万円以上のハイクラス求人を探す方・ポストキャリアを模索中の方 |
| 利用料 | 完全無料 |
【公式HP】 https://www.jac-recruitment.jp/
📌 編集部からのひとことアドバイス
モルガン・スタンレーは、ゴールドマン・サックス・JPモルガンと並ぶ外資系金融の最高峰でありながら、ウェルスマネジメント・インベストメントマネジメント部門という独自の強みを持つ総合金融機関です。また三菱UFJとの資本提携により、純粋な外資系投資銀行とは異なる独自のキャリアパスや求人も存在します。こうした多面的な部門構成を理解したうえで適切なポジションにアプローチするために、外資系金融全般のハイクラス求人に強い「JACリクルートメント」を登録し、情報収集と選考対策を並行して進めるのが最も合理的な戦略です。完全無料で、断るのも自由ですので、まずは登録から一歩踏み出してみてください。
モルガン・スタンレーを辞めた後のキャリア
モルガン・スタンレー出身者は転職市場で非常に高く評価されます。
| 転職先 | 具体例 |
|---|---|
| PEファンド | KKR・カーライル・ユニゾンキャピタル等 |
| ヘッジファンド | シタデル・ポイント72等 |
| 戦略コンサル | マッキンゼー・BCG等 |
| 事業会社 | 大手企業のCFO・経営企画・M&A部門 |
| スタートアップ | CFO・経営幹部として参画 |
よくある質問
Q. モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス、どちらが年収が高い?
A. 額面ではゴールドマン・サックスがやや上ですが、モルガン・スタンレーはボーナスの現金比率が高いため、手取りベースでは同等かモルガン・スタンレーが有利になるケースもあります。また、MUFG提携による安定感はモルガン・スタンレーの大きなメリットです。
Q. 三菱UFJモルガン・スタンレー証券とは年収が違う?
A. 全く異なります。「モルガン・スタンレーMUFG証券」は外資系水準の年収(平均2,700万円超)ですが、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は日系大手証券並みの年収水準です。採用フローも完全に別なので、応募時に間違えないよう注意してください。
Q. モルガン・スタンレーは他の外資IBより安定している?
A. MUFGとの提携により、他の外資系投資銀行と比較して雇用の安定性は相対的に高いとされています。ただし完全にリストラがないわけではなく、業績悪化時にはレイオフの可能性はあります。
まとめ
- 平均年収:約2,700万〜3,400万円(有価証券報告書ベース)。日本人平均の約5〜6倍
- 新卒1年目からフロントは年収1,100万円前後
- ボーナスの現金比率が外資IBで最も高いのが最大の特徴。手取りで有利
- MUFG提携により外資系IBの中では安定感がある
- 「モルガン・スタンレーMUFG証券」と「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は年収も採用も別会社なので要注意
- 転職難易度は最高クラスだが、金融経験者・コンサル出身者には門戸が開かれている
※ 本記事の年収データは、有価証券報告書・OpenWork・OpenMoney・各転職エージェントの公開情報等を基に編集部が独自に整理したものです。実際の年収は個人の経験・評価・役職等により異なります。




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